30歳まであと5年と2ヶ月

10代、20代連敗、30代では勝ちたい。30歳まであと5年と2ヶ月

皆川明

3年前、就職をする前に自転車で九州、四国、中国地方を回った時、

尾道でなんとなく入った本屋の店員さんに自分が建築の仕事をすること。

社会人は向いていないと感じてること。

そんな自分の話をした時に、この本読んでみたらと紹介されたのが、

皆川明の半生が綴られている

「ミナを着て旅に出よう」だった。

 

皆川さんが学生時代、陸上に真剣に取り組んでいたこと、

不器用でもファッションの世界で自分を信じて進んでいく姿にこの人みたくなりたいと強く思った。

 

僕もサッカー選手の夢が潰えて、建築ならあと50年くらい取り組める。

長く続けていけば、皆川さんみたく、僕もきっといいものが、

僕の場合は建築が作れるんじゃないかと、それから何かあれば読み、もう10回近くは読んでいた。

 

 

でも、現状は中々、設計する機会もなく、ただただ会社に行き、上司に言われた図面を作成するだけの日々をこなしている。

あの時の自分が見たら、こんな未来かと絶望するし、もっと頑張れよって言うだろうと思う。

 

そして、たまたま今日皆川さんが水俣で講演会があることを知り、お話を聞きに行った。

 

お客さんからの質問を交えながら、皆川さんの思想を脈絡なく話をしてくれた。

その中で、

多数の考えていることが、正しいわけじゃない。

少数が考えてることも正しいわけじゃない。

外的要因ではなく、自分が考えていることを大事にしなさい。

この言葉が1番胸に刺さった。

 

もう、自分の中でも上手くいってないし、他者から見ても上手くいってないんだろうけど、どうでもいい。

頑張ろうと、自分の中で◯がつけれるようにしようと。

 

ほとんど、皆川さんの言葉とは関係ない話になったけれど、とにかく皆川の言葉、姿を見てそう思った。